南福島整体院の大内です。
「わたし脚を組んでしまうんですよ」とか「気がつくと脚を組んでいるんですよ」と言われるクライアント様が多くいらっしゃいます。
TVの健康番組や雑誌などでは「脚を組む」ことは骨盤のゆがみ、体のゆがみに繋がるのでやめましょうといっていますよね。
「脚を組む」ことは本当に体にとっていけないことなのでしょうか?
「脚を組む」ことは体が無意識のうちにやっていますよね。
それはその姿勢がきついから無意識のうちに体を楽にさせようと思っておこなっている行為かもしれません。骨盤や体にゆがみ、歪みがあるから体は少しでも姿勢が楽な「足を組む」という動作を選択しているのではないでしょうか?
わたしはクライアント様から「足を組んでしまうんですよ」とご相談を受けたときに、「どんどん組んでください」と申し上げています。
その姿勢が辛くなっているから体は「足を組む」という選択をしている。意識的に足を組まない方がいいという選択をした場合、そのゆがみ、歪みは別のところへ負担をかけてしまうかもしれません。そしてその負担は体の痛みへと繋がってしまいます。
足を組むから骨盤や体のゆがみに繋がるのではなくて、体にゆがみ、歪みがあるから体は足を組むという選択をして体に感じる不快を解消しているのではないでしょうか?