キーボードやマウスでのクリックなどで指を使い過ぎると指が曲がりにくくなったり手首付近に痛みを伴い動かしにくくなることがあります。当院に来られているクライアント様からもよく相談されることがあります。
指を手のひら側に曲げる筋肉を屈筋といいます。
手の甲側に反らせる筋肉を伸筋といいます。
前腕には手首を曲げたり捻ったりする筋肉や指を曲げたり反らせたりする筋肉があります。下の画像で屈筋や伸筋という名前がついている筋肉が指を曲げたり反らしている筋肉です。
この屈筋や伸筋が使い過ぎて凝り固まってしまうと動きが悪くなって指が曲がりにくく反りずらくなってきます。
このような症状のときはこの屈筋、伸筋をほぐしてあげると曲がりにくく反りずらかった指が動きやすくなったり手首付近の痛みが解消される場合があります。
筋肉をほぐすのはわかったけれども、どの部分を押していいのかわからないですよね。
簡単な方法は指を手の平ひら側に曲げてみてみたり、反らせてみて筋肉が収縮する部位です。
指が手のひら側に曲げにくいときは屈筋、反らせにくいときは伸筋を押してみてください。
やり方はまず全体的に筋肉をほぐしてみて、部分的によりビーーンと感じたり手首の方に放散痛を感じる部分がトリガーポイント(クリックで「トリガーポイントとは」へ)といって痛みの引き金点です。その部分を重点的にほぐしてみてください。
母指や指を使ってほぐしもよいですが、このような器具を使うと指も疲れません。