南福島整体院の大内です。
症例です。
首に痛みがありどの方向に動かしても痛みがあるクライアント様。
以前ご来院いただいた奥様からのご紹介で来院されました。
首に痛みがあるからといって首に原因があるとは限りません。
体全体の動きを確認すると立った状態で体を左右に捻る動作が捻りにくい。
バンザイするような腕の上がり方も通常は耳の脇付近まで上がりますが、耳付近を180度とすると90度付近までしか上がりません。
首に痛みがありますので首の動きも左右を向く動作、左右にかしげる動作、上を向く下を向く動作も痛みのために動きません。
施術は直接首には触れずに体全体のバランスを取っていき首に掛かっているストレスを解放することをお伝えしました。奥様から施術の内容を聞いていらっしゃったので施術の説明もすんなりと理解していただきました。(通常は首が痛いのだから首をなんとかしてくれと思います)
施術後は体の捻りや腕の上がり、首の動きも出てきて首の痛みも軽減してきました。
この動きがわるいというのは「動きに制限があるから痛みが出ている」とも考えられますが「自然と体が動きを制限することによって体を守っている」とも考えられます。
痛みがあるときはその痛みがある部分に原因があるときもありますが、体はすべて繋がっていますのでその繋がりでみていくと痛みがある部分に直接触れなくても解放されていきます。