南福島整体院の大内です。
顎関節症の症例です。
Mさんは米沢から電車を乗り継いで当院に来られました。
1年前ぐらいから顎に違和感がありましたが、半年前から痛み出しました。
痛くなった原因として考えられるのは、固いせんべいを食べたときに顎がはずれた感覚になってからでした。
口がどのぐらい開けるかを測定すると20mmしか開きません。
成人女性の平均的な最大開口量は40mmですが、開ける方は男性並みの50mm開ける方がいらっしゃいます。
20mmしか開かないと食事をするときにも大変です。
ごはんやパンも少量ずつ口に運ぶようになりますので、美味しく食べるということが出来なくなります。
また噛んだときや開けるときに痛みがあっても美味しく感じなくなってしまいます。
施術は頭蓋骨の調整をしていきます。
施術後の開口量を測定すると施術前よりも開かなくなって18mmでした。
しかし今までも施術後の開口量に変化がなくても次回来院されたときに変化している方が沢山いらしゃいましたので、このあとに体がいま一番いい状態に調整してくれることをお伝えして1回目を終了しました。
そして2回目の本日、施術前に顎の開口量を測定してみるとなんと34mmまで開くようになっていました。
お話を聞くと顎も開くようになったので、食事も美味しくいただけたということです。
お陰様で有難うございます。